ASLAN COFFEE FACTORY
【定期便限定】シーズンブレンド/夏至 ( Geshi )(浅煎り)
【定期便限定】シーズンブレンド/夏至 ( Geshi )(浅煎り)
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【 ブレンドビーンズ 】
① 50%:Colombia コロンビア
地域:サンタンデール県 / Santander
生産者:ラ・プラデーラ / La Pradera
品種:カスティージョ / Castillo
精製:ウォッシュド(マウンテンウォーター方式) / Washed(Mountain Water Process)
② 30%:Guatemala グアテマラ
地域:コバン サンタクルス・べラパス / Santa Cruz Verapaz , Coban
生産者:コバン地域の農家さん達によるマイクロロット / Micro lot by farmers in the Coban region
品種:マラゴジッペ / Maragogipe
精製:ウォッシュド / Washed
③ 20%:ETHIOPIA エチオピア
地域:カッファ地域ボンガ村 / Bonga Village,Kaffa
生産者:タミル・ギゾー / Tamir Gizaw
品種:74110,74112
精製:ウォッシュド / Washed
【ローストレベル:High roast(中煎り)】
【FLAVOR COMMENT(フレーバーコメント)】
Flavor(フレーバー):
Aroma(アロマ):
Acidity(酸味):
Sweetness(甘味):
Mouthfeel(マウスフィール):
After Taste(アフターテイスト):
【 夏至( Summer Solstice )】
24節気の第10節気目になる夏至(げし)は、24節気の中でも特に耳馴染みの多い言葉だと思います。
というのも、夏至は英語で「Summer Solstice(夏の至点」といい、世界中で観測される太陽の最高南中高度のことを言います。そのため、北半球では夏至の日にいちばん日が長くなり、夜がみじかくなります。南半球では逆になります。
24節気での夏至は、24節気のうち第10節気目となり、第9節気目の清明から数えて15日目の6月21日から7月7日のころを指します。
【 暦便覧(Koyomi-Binran) 】
江戸時代、太玄斎(宍戸藩主松平頼救)によって発刊された「暦便覧」では「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也」と記されています。
江戸時代の頃から日が長くなる日を夏至と認識していたのが暦便覧からも分かります。
「一年でお日様が最も強くなる日」ともあって、太陽の神様である天照大御神が祭られている伊勢神宮では「夏至祭」などが行われたり、日本各地で太陽の恵みに感謝を表す豊作祈願のお祭りが行われるのもこの夏至の風物詩と言えます。
昔から太陽のことを、「お天道様」「お日様」と呼ぶ私たち祖先にとって太陽が如何に大切であったかがこの夏至の季節には風習から実感できるでしょう。
【 季節の所感 ( How to feel the seasons ) 】
乃東枯(なつかれくさかるる)
冬至の頃に芽を出した「靫草(うつぼぐさ)」が枯れていく頃。色鮮やかな夏の花が開花するという時期に、枯れていく花に思いを寄せた、古人の優しさを感じる言葉です。
半夏生(はんげしょうず)
半夏(からすびじゃく)が生える頃であり、半夏生の名をもつ草の葉が白く染まる頃。農事の節目ともされており、田植えを終わらせる頃です。
【 太陽の力 ( Power Of The Sun ) 】
古来から人間は太陽を神様と崇める信仰があり、人類史上で最初の天文観測の一つがこの夏至とも言われています。そのため、イギリスのストーンヘンジやエジプトのピラミッド、マチュピチュの太陽神殿など世界各地で夏至を観測するための遺跡が残っています。
こうした太陽信仰は日本にも古来からあります。日本では太陽の神様であり、八百万の最高神である天照大御神の御威光が最も強くなる日として知られています。
そのため、夏至は古くから、夏至に太陽の力が最大になると考えられてきました。
そこで、太陽の恵みに感謝し、豊作を祈願するようになり、夏至から11日目の半夏生(はんげしょう)までに田植えをする習わしができました。
【 短夜(Mijikayo) 】
夜の長さは、当然ながら季節のめぐりとともに変化します。
春分の頃が昼と夜の長さがほぼ同じになりますが、そこからだんだんと日が長くなっていき、夏至にいたると最も夜の時間が短くなります。
日本では、この夏至に来る短い夜のことを「短夜(みじかよ)」と呼ぶようになり、夏の季語として古くから親しまれています。
【 コーヒーノ結び( The story of this Coffee ) 】
雨がしとしとと降り注ぐ夏至の季節。
日は、長くとも曇天に隠れ、人もまた、屋に籠る。
目を覚ますと、いつもより淀む灰色の世界。
眠気眼をこすりながらテレビをつけると
「今日は夏至なので日は長くなりますよー」
得意げに語る天気予報士の”晴れた”顔がなんだか少し癪に障る。
降り注ぐ雨が屋根を打つ音は深い。
「ボコボコ....」
電気ポットの沸騰音も深い雨音に交じっていつもより喧騒めく。
「はぁ、今日も雨・・・憂鬱だな」
”的外れな”天気予報士のせいだろう
晴れの日は自然と心が躍るコーヒーの香りさえも
いつもより灰色に感じ、ため息交じりのぼやきが漏れる。
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曇天に淀む空の様に心まで淀みそうなときは無理に晴れようとせず、そのまま沈んだ方が意外と楽だったりしますよね。
今回の24節気は夏至ですが、夏至と言っても日本は梅雨まっしぐらで日長も短夜も実はあまり実感できる年がありません。
でも、なんとなく毎年期待してしまって結局「今年も雨か…」と思うその気持ちが日本の夏至の様な気もします。
今回のシーズンブレンドは曇天の様に淀み深く色づいた深めのコーヒーですが、一風変わっています。
ベースの豆はデカフェです。
セカンドビーンズもアラビカ種の中でも比較的ローカフェイン種のマラゴジッペなので、このコーヒーは極端にカフェインが少ないブレンドになっています。
普段なら真っ黒な夜空に浮かぶ月が夏至の頃は青く浮かびます。
今にも消えてしまいそうなアンニュイな夜空の景色は
ローカフェイン独特の浮遊感のあるマウスフィールから浮かんできます。
最後にふわっと差し込んでくるエチオピアのフローラルアロマは
そう、それは僕たちが空を見上げて雲間から差し込む日の光を探すための道標のような酸味です。
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