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ASLAN COFFEE FACTORY

シーズンブレンド/雨水(usui)(深煎り)

シーズンブレンド/雨水(usui)(深煎り)

通常価格 ¥1,510 JPY
通常価格 セール価格 ¥1,510 JPY
セール 売り切れ
税込み。
グラム数
豆 OR 粉

【 ブレンドビーンズ 】

① 40%:中国 

地域:雲南省 / Yunnan

生産者:ノーストーンコーヒー / No Stone Coffee

品種:カティモール / Catimor

精製:インフュージョンハニー(ストロベリー) / InfusionHoney(strawberry)

② 30%:Ethiopia エチオピア 

地域:カッファゾーン・ボンガ村 / Bonga Village ,Kaffa area

生産者:タミル・ギゾー / Tamir Gizaw

品種:74110,74112

精製:ウォッシュド /  Washed

③ 30%: Guatemala グアテマラ

地域:コバン県サンタクルス・べラパス / Santa Cruz Verapaz,Coban Province

生産者:カタリーニョ・ラモス / Catalino Ramoz

品種:パカマラ

精製:ウォッシュド / Washed

【ローストレベル:Fullcity roast(深煎り)】

【焙煎あーだこーだ】

温かくなったと思えば急に寒くなる

冬の終わりの寒波が過ぎ去るまで何度も心変わりする

三寒四温のこの季節は

急激な温度差で世界は霞(かすみ)ます

霞む世界のどこかで芽吹く植物たちの香りが

重たく湿った空気にのって漂い

柔らかくぼんやりと

そんなに遠くないであろう春の予感を告げてくれます。

 

だからなのか。意外と居心地の良い霞(かすみ)の世界

 

見えなくても感じる心地よさは

 

言語化が難しい人の思い出が紡ぐ

 

抽象世界のぬくもりか

 

今回のシーズンブレンドは火力を強くして外焦げさせることで

残る酸味とインフュージョン特有の華やかな香りが苦味のベールの隙間を縫って漂い

ぼんやりと見せる小さな小さな果物の様相です。

 

苦いのに酸っぱい

苦いけど爽やか

だけどなんだか心地よい

 

あれ?

 

酸味も意外とありじゃん

 

そんな人が居たらいいかも

 

と、霞む抽象的な誰かを掴むように

 

煎り止めて

 

2ハゼの良い香り

 

【FLAVOR COMMENT(フレーバーコメント)】

【Aroma(アロマ)】Bunrt Soy Souce(みたらし),Dark Chocolate(ダークチョコレート)Dryberry(ドライベリー)Burnt caramel(焦がしキャラメル),Wheat(麦)

【Flavor(フレーバー)】DarkChocolate(ダークチョコレート),Black Oolong Tea(黒烏龍茶)Dry Orange(ドライオレンジ),

【Acidity(酸味)】Citrus acid(シトラス酸)

【Sweet(甘味)】Bunrt Soy Souce(みたらし)Brownsugar(黒糖),

【Body(ボディ≒コク)】Medium-FullBody(ミディアムフルボディ)

【After Taste(アフターテイスト)】Strawberry(ストロベリー)Browansugar(黒糖)、

【Balance(バランス)】Dirty(濁った、霞んだ),Bright(明るい),Calm(穏やか)

 

雨水(うすい)

雨水は24節気の第2節気目となり、立春から数えて15日目ごろの2月19日から3月5日ごろの節気です。 雨水は晩冬と春の始まりのちょうど境目の季節です。山に積もった雪もこの頃からゆっくりと溶け出し、冬眠していた動物たちも目を覚まします。

江戸時代に太玄斎にて発行された暦便覧(Koyomi-Bin-Ran)には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されています。春の陽気が地上に発し、風が温かくなり、 降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃と言われています。

ちなみに、昔から雨水は農耕を始める時期の目安とされてきました。

 

三寒四温(さんかんしおん)  

三寒四温は晩冬を指す雨水の季語です。

寒い日が3日ほど続くと、そのあと4日ほど温暖な日が続き、また寒くなるという7日周期で寒暖が繰り返される現象を表す表現です。

「三寒四温の候」といったように、季節の挨拶として使われるだけでなく「最近の為替相場は三寒四温だ」といった具合に「ころころ変わる」様子を表したいときにも使えます。

 

獺祭(だっさい)

中国古代の天文学での七十二候では、雨水の初候は「獺祭魚(かわうそうおをまつる)」でした。

獺祭魚(だっさいぎょ)とも呼ばれます。

かわうそは捕らえた魚を川岸に並べている習性があり、その姿がまるで人が神様に物を供える様子に見えたことから生まれた季節の名前です。

また、多くの書物を引用して論じたりする人をこの獺の姿に比喩して「獺祭魚」または「獺祭」と呼ぶこともあります。

有名なのは正岡子規です。

彼の命日は獺祭忌とも呼ばれます。

 写真元:毎日新聞2023/5/29(地方版:新潟)https://mainichi.jp/articles/20230529/ddl/k15/040/055000c

 

 

霞(かすみ)と朧(おぼろ)

立春が過ぎ本格的な春を迎える予備期間ともいえる雨水の候では、降る雪は雨に変わり、積もった雪や張った氷は解け、水になっていきます。

雪解けにより、微細な水滴が空中に浮遊するため、遠方などがぼんやり見える現象が起こります。

その際に見えるうっすらした雲のようなものを「霞(かすみ)」といいます。

霞(かすみ)は水蒸気をたっぷり含んだ空気で、景色がかすんでみえるという点で、秋の霧(きり)と現象としては同じですが、春限定の表現です。

寒さのゆるみとともに土や植物の発する甘やかな香りもあり、ふっと優しい気持ちになるのが春の霞。

秋の霧とは少し趣が違います。

そして夜は霞(かすみ)とはいわず、朧(おぼろ)といいます。

まるで月に龍がかかっている姿を想像して朧月(おぼろづき)と言ったりしますが、朧(おぼろ)は月だけでなく、夜の万象がかすんでみえることをさします。

たとえば、遠くにかすんでみえる光は朧影(おぼろかげ)

家の灯がぼんやり見えるのは灯朧(ひおぼろ)

草地がかすむなら草朧(くさおぼろ)

谷間をかくす谷朧(たにおぼろ)

庭がかすんで見えるのは庭朧(にわおぼろ)

岩がかすんで見えるのは岩朧(いわおぼろ)

 

・・・と言ったようにこの時期の夜はかすんで見えるものを全て朧で季語として指すことができます。

今回のシーズンブレンドは苦味をベースに感じる深めの焙煎にしてあります。

 

苦味から感じる風味のベースは苦みや質感の重たさを感じ、それはまるで霞や朧の様に重たく暗いイメージがしっかりとあります。

 

そうしたベースがこのコーヒーからときおり感じる酸味を濁らせ

 

酸味から感じるフレーバーをすごく霞ませてぼんやりとした印象を与えています。

 

ただそのぼんやりにこそ

山蒸し(やまうむし)

朧月のような「かすむ」

という心地よい優しさがあります。

 

イメージはまさに”フレーバー朧”です。(語呂悪すぎ問題)

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