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ASLAN COFFEE FACTORY

ETHIOPIA/T.Bekele(浅煎り)

ETHIOPIA/T.Bekele(浅煎り)

通常価格 ¥1,042 JPY
通常価格 セール価格 ¥1,042 JPY
セール 売り切れ
税込み。

 

 生産国:ETHIOPIA(エチオピア)

生産地:Guji Shidamo  / グジ地方シダモ県

生産者:Shakisso Village / Tesfaye Bekele(シャキッソ村 / テスファイェ・べケレ)

品種:Ethiopian(エチオピアン)

標高:1,800m - 2,000m

精製方法:Washed(ウォッシュド)

ローストレベル:Cinnamon roast(浅煎り)

フレーバープロファイル:Bright Acidity(明るい酸味)Soft and mild acidity(柔らかく穏やかな酸味),Short-Body(ショートボディ),Short-Aftter Finish(ショートアフターフィニッシュ),tealike(ティーライク)/Pears(梨)/Yellow Peach(イエローピーチ)/Darjeeling Tea(ダージリンティー)

 TADE "GG " Produced By Tesfaye Bekele

今回のエチオピアロットはエチオピアの首都アジスアベバから南に約400km進んだグジ地方にあります。グジ地方は、ゲデオ地方やシダマ地方などコーヒー生産で有名な地方と隣接しているだけでなく、羊飼いのカルディの逸話などグジ地方に残るコーヒーに関する逸話からはその土地に継承されているコーヒーの歴史の長さの一端を感じることが出来ます。ただ、以前はシダモ地区と統合されていた事や大規模火災の影響などでコーヒー生産としてのオリジン(単一の起源)に市場的価値が生まれるようになったのは歴史の深さを考えると本当にここ最近の話です。

また零細農家が多いこの地域のコーヒーの生産方式は、家の裏庭のような場所で、各農家が他の作物と共にコーヒーを栽培するガーデン・コーヒーと呼ばれるスタイルです。最終的な精製工程は政府や民間企業が経営するウォッシングステーションに預けるため、この地域のコーヒーには約300世帯ほどの農家さんが携わっているのが常です。

農家ごとの特色が楽しめるマイクロ生産とは異なる大規模生産に比較的近いスタイルになるので、こうしたガーデンコーヒーから楽しめるオリジン要素は固有性や独特性というより、地方単位や村単位特有の柔らかさや繊細さが基本的にあります。ただその中でもグジのコーヒーはよくイルガチェフェ地区と比較される程その地方の風土に特徴的な風味があります。甘味、適度な液体のウェイトから来る舌触りの滑らかさなどがまさに、この地方の良さかなと個人的には思っています。

Origin of the name ”GG”

シャキッソ村に位置するTADEGG農園。

現在では豊かな森に囲まれる自然豊かな農風景が広がりますが、ここでは2000年から2004年の4年間に連続しておきた山火事により、当時は今の姿から想像できないほどごく僅かな森林だけが残っていたと言います。

鎮火後、シャキッソ村の森林の再生を願ったプロデューサーであるテスファエ・べケレは残ったごく僅かな森林と広大な土地を5ヘクタールを購入しました。

そして、購入した森林と広大な土地を使って、自身でコーヒーとシェードツリーを播種・栽培し、コーヒー生産を始めたのがTADECG農園の始まりです。

このGG農園という名前は、昔シャキッソ村で「金」が採掘されていたことに由来しており、将来的にここを”コーヒーノキによってお金が得られる村”にしていこうという思いを込めて=「緑の金(Green Gold)」と名づけられました。

2006年の初収穫以降、テスファエ・べケレは地域の小規模農家さん達と共に品質の向上と安定した生産システムの構築に力を注ぎ続け、多くの農家さんを巻き込みながらその規模を拡大しています。

現在では2つの栽培エリアに分かれながら、 合計で521haのまで栽培面積を拡大しており、 シャキッソ村は豊かな森に囲まれたコーヒーの村となりました。

 

The realities of work are learned on the ”job”

麦わら帽子がトレードマークのテスファエ・べケレは、コーヒープロデューサーとしても優秀ですが、教育や社会奉仕に対しても意欲的なソーシャルワーカーでもあります。

彼の原点は幼少期にまで遡りますが、彼は自宅から58kmも離れた学校に通っていた経験があり、その頃の経験が今の彼の経営スタイルに大きな影響を与えています。

村に教育の場があり、農園という労働の場があることで、愛着のある生まれ育った村を離れなくても生活できる、もしくは進学の為に一度村から離れることになっても、村に帰れば学んだことが役立つ環境がある。彼はそんな安心感を子供たちに与えられるように努力し、地域ぐるみで持続可能なコーヒー栽培を目指しています。現在、寄贈した学校では約1400人の子供達が通うマンモス校となり、地域の大人に見守られながら勉学に励んでいます。

 

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