SCAJで1番印象に残ったお店だったのでオンラインでも購入させて頂きました。約1ヶ月ほどエイジングしたら甘さと質感が段違いに上がりました。
以前とはブレンドの内容は変わってますが、さらに進化されたブレンドになっていて驚きです!
私のコーヒーライフの原点となったブレンドで大変思い出深く、コーヒーらしい苦味の中にビターな甘さも顔だし、朝の一杯や仕事のお供しても楽しめるブレンドだと思ってます!
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ASLAN COFFEE FACTORY
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生産国
ホンジュラス
生産地
コマヤグア県シグアテペケ、リオ・ボニート サンタルシア農園トリアングロ区画
生産者
ミエリッヒ・ファミリー
品種
ゲイシャ
標高
1,567m
精製方法
Washed( ウォッシュド )
ローストレベル
Cinnamon Roast /浅煎り (1crak⁺110sec)
ホンジュラスのサンタルシアは初代にあたるドイツの地質学者ブルーノ・ミエリッヒ(ミエリッシュ)・ベッティガー(Bruno Mierisch Boettiger)がニカラグアに降り立ってから実に100年に渡り、世代を受け継ぎながらニカラグアコーヒーの発展に尽力してきたフィンカ・ミエリッヒのホンジュラスプロジェクト・フラグシップ農園です。
ニカラグアCOE(カップオブエクセレンス)の創設・運営・審査メンバーとして活動してきたミエリッヒ・ファミリーがホンジュラスのIHCAFEとの交流によって2016年に新たに創設した農園がこのサンタ・ルシア(Santa Lucia)になります。
サンタ・ルシアはミエリッヒ・ファミリーがこれまでニカラグアで培ってきたスペシャリティコーヒーに関する造形を注ぎ込んだ彼らの代表的な農園と言えます。
標高は彼らの母体となるラス・ラハス(Las Lajas)などニカラグアのどの農園よりも高く、ラウリーナ種やSL28種など品評会を視野に据えたユニークでオリジナリティの強い品種が植えられています。
今回のロットであるゲイシャ種はミエリッヒ・ファミリーがパナマから直接サンタルシアへ持ち込んだゲイシャ種になります。
過去には
2019年のホンジュラス カップ・オブ・エクセレンス(CoE)でゲイシャ(Geisha)のウォッシュト(Washed)が94.84点を獲得し第1位
2021年のホンジュラス カップ・オブ・エクセレンス(CoE)でゲイシャ(Geisha)のウォッシュト(Washed)が90.67点を獲得し第1位
と、輝かしいタイトルレコードも記録しています。
まさにミエリッヒ・ファミリーの真髄を味わえるクロップだと言っていいでしょう。
ホンジュラスにも多くのゲイシャが存在しますが、やはりこのホンジュラスゲイシャは気品に満ちています。
レモングラスやジャスミンを思わせるフローラルなトップアロマは飲む前から私達をゲイシャの花園へと誘ってくれます。
ホットではホンジュラスらしい明るく爽やかな柑橘のニュアンスがぼんやりと広がりますが、酸味はウォームからコールドにかけてフレーバーが次第に固まってきます。ウォームではザクロ、コールドではマスカット、優しくストロベリーのニュアンスも感じることが出来ます。
酸味には多くのフレーバーディレクションを感じられ、複雑性を楽しむことが出来ますが、このロットから味わえる最も素晴らしい風味は質感かと思います。
質感には非常に艶やかで華奢なシルクのような印象があります。
気品にも感じるこの質感にこそ、このゲイシャのオリジンルーツを垣間見ることができ、この子がパナマ・ゲイシャ(ゲシャ1931)であることを完璧なまでに物語っていると言えます。
質感の印象を強く感じることが出来るようになる温度帯からこのコーヒーは非常に豊かなフレーバーを発現するようになり、ザクロ、マスカット、レモンティー、ストロベリーなど酸味や甘味、香りなど他の風味要素との調和(シナジー)によって様々な体験的な風味を味わうことが出来ます。
ホンジュラスの森で純白のドレスを纏った少女が木漏れ日を背に讃美歌を謡っているような上品な爽やかさを感じられる気品あるゲイシャ・ウォッシュドかと思います。
カップコメントを参照しながら飲むとよりコーヒーの体験解像度がぐんと増します。風味の旅に出かけたい人はヘッドホンで好きな音楽を聴きながら下記のカップコメントを参考にして、コーヒーを飲んでみてください。「こいつ確かにいるなー」ってきっとアハ体験を楽しめると思います。
T3やT2はフレーバーの強度(ティア表)です。
T1(ティアワン)
高品質なコーヒーで感じる良質な風味
T2(ティアツー)
高品質なコーヒーの中でも特に品質の高いコーヒーで感じる優れた風味
T3(ティアスリー)
限られたコーヒーでしか感じることがない素晴らしい風味
CUPCOMMENT / カップ評価

※特殊なフレーバー表現は下線を引いて、表現の組み合わせをフレーバーホイールに照らし合わせられるようにしています。
Flavor(フレーバー)
T3:Pomegranate(ザクロ),T3:Jasmin(ジャスミン),T3:Muscat(マスカット),T3.Mandaline-Orange(マンダリンオレンジ)
Aroma(アロマ)
T3.レモングラス:Lemongrass、T3.ジャスミン:Jasmin、T2.ココア:Cocoa
Acidity(酸味)
T3.Pomegranate,T3.Mandaline-Orange
Sweetness(甘味)
Candy-Like,Pomegranate,Muscat
Mouthfeel(マウスフィール)
Muscat,Silky
After Taste(アフターテイスト)
Muscat,Lemon-Tea,Lemongrass
今回紹介するこのサンタ・ルシア農園は、ニカラグアのスペシャルティコーヒーを牽引する有名農園Fincas Mierisch(フィンカ・ミエリッヒ)が所有するホンジュラスの農園です。
サンタ・ルシア農園は、コマヤグア県シグアテペケ、リオ・ボニート村の標高1550mに位置します。
この地域は、セロ・アスール・メアンバル国立公園の南斜面に位置しており、緑豊かな森と水源に囲まれた雄大な自然環境が広がっています。
サンタ・ルシア農園周辺も自然保護区とされており、農園運営においても森林や水源や貯水池の保全、コーヒーの生産に使用した排水やパルプは環境汚染にならないように適切な処理されています。
自然保護区を流れる滝は、彼らがニカラグアに所有するリモンシージョ農園の景観と重なり、山から見下ろすヨホア湖は、サンホセ農園から見下ろすアパナス湖のようで、冷涼だが比較的湿潤な気候も含めて、ミエリッヒ・ファミリーにとって馴染みのある風景や微気候がサンタ・ルシア農園にも見られます。
そもそもニカラグアのエルイン・ミエリッヒがホンジュラスでも農園を経営するようになったきっかけは、国際審査などでも親交の深かったフェルナンド・モンテス(IHCAFE初代マネージャー)と、ニカラグアでの栽培ノウハウを生かして様々な品種の試験栽培を行うプロジェクトを発足したからでした。
これをきっかけに、2016年にミエリッヒはサンタ・ルシア農園を取得しています。
今回のロットはこのサンタ・ルシア農園で生産された素晴らしいゲイシャコーヒーですが、取得当時は当時ほぼ手付かずの農園とは言い難い状態だったようです。
ウェットミルは最小限の機能しかなかったため改修の必要がありましたが、農地にはシェードツリーやウインドブレーカーとなる木々がしっかりと植わっており、コーヒーを新植しやすかったため、ミエリッヒはいちから農地開拓を行っていきました。
加えて、農園としてのオリジナリティを生み出すため、ニカラグアで生産をしていたイエローパカマラやオレンジブルボン、ラウリーニャを植えるだけでなく、パナマから直接持ち込んだゲイシャ種も植え付け、エキゾチックバラエティの試験栽培を開始しました。
ホンジュラスでの功績
2014年以降のミエリッヒ・ファミリーの経営はエルインの妹のエレアン・ミエリッヒが主導しているので、ホンジュラスでの生産もニカラグアでの生産ノウハウを活かしたエレアンによる生産へと移行しましたが、サンタ・ルシアはここから大きく飛躍しています。
2019年ホンジュラスCup of Excellence優勝
2021年ホンジュラスCup of Excellence優勝
2022年ホンジュラスCup of Excellence2位
3年連続のタイトルレコードによって、サンタルシアはホンジュラスのスペシャルティコーヒーを牽引する農園として世界中に名を知られるようになりました。
現在は、Fincas Mierischの5代目エルイン・ミエリッヒ(愛称ウィンゴ)が中心に農園を管理しており、ミエリッヒの長い伝統と栄光を受け継ぎながら、生産量の安定化と品質の向上に取り組んでいます。
カソナ区画とトリアングロ区画
サンタ・ルシア農園のゲイシャは現在2つの区画で生産されています。
それがカソナ地区と今回のロットになるトリアングロ区画です。
カソナ区画は2014年に彼らが初めてゲイシャを栽培した区画で、トリアングロ区画は2018年に新植したサンタ・ルシア農園の第2のゲイシャ区画です。
両区画は200mほどの距離に位置しており、標高は双方ともに1550m、土壌分析でも両プロットに大きな違いはありません。違いと言えば、斜面の関係で日照時間が異なる程度です。
しかし、ウィンゴ曰く、双方のカッププロファイルはそれぞれに独自の風味特性を持っているそうです。
カソナ区画は伝統的なゲイシャのエキゾチックなフレーバーが発現する一方で、トリアングロ区画は少し派手でブライトでシトリックなフレーバーが持ち味と言います。
2021年のCup of Excellenceで優勝した際のロットは、カソナとトリアングロのゲイシャをミックスしたロットを提出したそうです。
ゲイシャ種は繊細で病害にも弱く、細心の注意と多大な労力が必要です。それゆえにゲイシャが持つ独自の風味特性だけでなく、同じゲイシャでも異なる表情を見せる、そのポテンシャルに惹かれ、それを再現できるように最善を尽くしています。
精製方法の詳細
収穫期は1月から6月と非常に長く、質の高いロットは4月から6月だと言います。
長い収穫期の中で、トレーニングを徹底し、チェリーの収穫基準を厳格に行う事で、収穫後半の一級品の収量をしっかりと確保していると言います。
また、可能な限り最小限度の水でフローターの除去やチェリーの選別、果肉除去などの工程を進めます。その後、発酵層でドライファーメンテーションを行い、ミューシレージを分解し、水洗します。収穫したチェリーの精度が高いことやドライファーメンテーションでの発酵によって水の使用も最小限に抑えている点も水源保全の観点から徹底しています。
乾燥工程では、屋外とビニールハウス2つの乾燥場を併用し、乾燥状態をコントロールしながらスロードライで仕上げています。乾燥場もニカラグアのドン・エステバン・ドライミルのノウハウが用いられ、ハウス型の室内乾燥場には3段重ねのアフリカンベッドが並び、乾燥状態に応じて段を変えながらウォッシュドでも約2週間の時間をかけて理想的な乾燥がされています。
その後、水分値を均一にするために倉庫で最低1か月かけてレスティングしています。

※返金保証のご案内
・対象はコーヒー豆(挽き豆含む)のみとなります。
・商品出荷後2週間以内で返品を受け付けます。
・商品代金のみの返金となります。
・商品発送の送料はお客様負担となります。(着払いでお送り頂いた場合はお受けできません)
・コーヒー豆の品質、味等を確認する為未使用分を必ずご返品下さい。
・今後の商品向上の参考にさせていただきますので、感想や返品に至った理由をお聞かせください。
SCAJで1番印象に残ったお店だったのでオンラインでも購入させて頂きました。約1ヶ月ほどエイジングしたら甘さと質感が段違いに上がりました。
以前とはブレンドの内容は変わってますが、さらに進化されたブレンドになっていて驚きです!
私のコーヒーライフの原点となったブレンドで大変思い出深く、コーヒーらしい苦味の中にビターな甘さも顔だし、朝の一杯や仕事のお供しても楽しめるブレンドだと思ってます!