商品情報にスキップ
1 1

ASLAN COFFEE FACTORY

グアテマラ / エル・インヘルト  パカマラ・ナチュラル(14g~)

グアテマラ / エル・インヘルト  パカマラ・ナチュラル(14g~)

通常価格 ¥806 JPY
通常価格 セール価格 ¥806 JPY
セール 売り切れ
税込み。
グラム数

 生産国

グアテマラ

生産地

ウエウエテナンゴ、ラ・リベルター / インヘルト農園 パタゴニア区画 

生産者

アルトゥーロ・アギーレ

品種

パカマラ

標高

1750-1900m

精製方法

Natural( ナチュラル )

ローストレベル

Medium Roast /浅煎り (1crak⁺114sec)

Roasters' Comment             

グアテマラの巨人El Injelto(エル・インヘルト)。

ここはグアテマラ・スペシャルティーコーヒーの歴史を語る上で絶対に欠かせない農園と言っていいでしょう。

今から約20年前の2002年GuatemalaCOEにて頭角を現し、2008年COEは優勝。当時のGuatemala COEの取引価格を更新したタイトルホルダーの実績もありますし、グアテマラにパカマラを広めた農園という認識でもいいでしょう。


そんなエル・インヘルトからフラグシップとも呼ぶべきパカマラ種のナチュラルクロップが届きました。

ベースはナチュラルクロップ特有の果肉感や発酵感がある骨太のカップバランスではありますが、重たさの中でかすかに輝く酸味やフローラルな香りたちはまるで深海に差し込む一筋の光のような恍惚さを感じます。

 

Body(ボディ)が主役で、Acidity(酸味)やAroma(香り)、Sweetness(甘味)たちが脇役となってそれぞれ違うアクセントをカップ全体にもたらしています。


全体に漂うワイニー香は重たいボディと重なって”芳醇さ“をもたらしていますが、ワイニー香のあとにはブルーベリーのような明るい果実の酸味が感じられ、カップ全体にはっきりとした輪郭が作り出されています。

カップそのものには酸味によって「生き生き」や「快活」と言った躍動感が生まれています。

しっかりとしたブルーベリーのような明るい酸味を包み込むようにパカマラ種特有のクリーミーな質感が酸味の後には広がってきます。

滑らかな甘味にはチョコレートやココナッツオイルに似た印象があり、”濃厚”や”芳醇”といった印象がまたかえってきます。

ただこのクロップの豊かな印象はアフターアロマでもう一度ドラマティックに変化します。

濃厚な甘味を感じた後にはワイニーな発酵感がほんのりと軽やかさを生み出して、そこからさらにローズのようなフローラルなアロマがほのかに返ってきます。

その瞬間に”濃厚”や”芳醇”というムーディな印象だったカップに“妖艶”や”甘美”という言葉が最もしっくりくるようなエレガントな印象が新しく加わります。

 

非常にロングアフターなテイストで最後にはチョコレートのような甘い印象が返ってくるので、一杯で様々な表情を魅せるこのカップには複雑性という言葉が最もしっくりくるのかもしれません。

芳醇さや甘美な印象の中に躍動感も感じるエレガントなカップクオリティです。

 

カップコメントを参照しながら飲むとよりコーヒーの体験解像度がぐんと増します。風味の旅に出かけたい人はヘッドホンで好きな音楽を聴きながら下記のカップコメントを参考にしながらコーヒーを飲んでみてください。「こいつ確かにいるなー」ってきっとアハ体験を楽しめると思います。

 

T3やT2はフレーバーの強度(ティア表)です。

T1(ティアワン)

高品質なコーヒーで感じる良質な風味

T2(ティアツー)

高品質なコーヒーの中でも特に品質の高いコーヒーで感じる優れた風味

T3(ティアスリー)

限られたコーヒーでしか感じることがない素晴らしい風味

 

CUPCOMMENT / カップ評価

※特殊なフレーバー表現は下線を引いて、表現の組み合わせをフレーバーホイールに照らし合わせられるようにしています。

Flavor(フレーバー)

T3.ブルーベリー(Blueberry)、T3.レーズン(Raisin)、T3.ハニーデューメロン(Honey-dew-Melon)、T2.バニラ(Vaniila)、T3.ココナッツ(Coconuts)、T3.ワイニー(Winey)、T3.ローズ(Rose)

Aroma(アロマ)

【T3.ワイニー】:Sour/Fermented⇒Alcohol/Fermented⇒Winey、【T2.バニラ】:Sweet⇒Vaniila、【T3.ローズ】:Floral⇒Floral⇒Rose

Acidity(酸味)

【T3.ブルーベリー】:Fruity⇒Berry⇒Blueberry、【T3.レーズン】:Fruity⇒Dried Fruits⇒Raisin、【T3.ココナッツ】Fruity⇒Other Fruits⇒Coconuts

Sweetness(甘味)

【T3.ココナッツ】Fruity⇒Other Fruits⇒Coconuts、【ハニーデューメロン(ノーネットメロン)】Fruity⇒Other Fruits⇒Honey-dew-Melon、【T3.チョコレート】:Nutty/Cocoa⇒Cocoa⇒Chocolate

Mouthfeel(マウスフィール)

【T3.チョコレート】:Nutty/Cocoa⇒Cocoa⇒Chocolate、【ハニーデューメロン(ノーネットメロン)】Fruity⇒Other Fruits⇒Honey-dew-Melon、

After Taste(アフターテイスト)

【ハニーデューメロン(ノーネットメロン)】Fruity⇒Other Fruits⇒Honey-dew-Melon、【T3.ブルーベリー】:Fruity⇒Berry⇒Blueberry、【T3.チョコレート】:Nutty/Cocoa⇒Cocoa⇒Chocolate

El Injelto(エル・インヘルト)

その名が世界の表舞台に出たのは、2002年のGuatemala Cup of Excellenceでした。33農園のWinning farmの内、2品目がノミネートされ、一方はデビューでいきなり第三位の座を獲得しました。華やかさがありフローラルで類まれな風味を持ったこのコーヒーは、その後も世界中の人々を虜にし、2008年のCOEではついに一位を獲得、ポンド当たり$80.20は当時のGuatemala COEの最高取引価格を樹立しました。

この農園の初代オーナーはヘスス・アギーレ氏が農園を開始したのは1874年のことでした。彼はさとうきび、タバコ葉などの栽培から初め、1900年にコーヒーの栽培を開始しています。インヘルトとは、この地に自生していたフルーツから名前を採ったものです。現在はアギーレ氏の家系である3,4代目が1956年から農園管理にあたっており、名実共に世界随一のコーヒー農園としてその名を知られています。

インヘルトのパカマラ種                                   

そんなパカマラですが、およそ25年前にアルトゥーロ・アギーレ氏によって植えられました。このパカマラは、当時エルサルバドルに直接買いに行ったそうです。当時は、パカマラの持つエキゾチックなフレーバーは、バイヤーには好まれず、これを買付け新植する農園は珍しがられたそうです。その為か、アギーレ氏が当時これを販売するのも非常に難しく、ブルボンと抱き合わせて販売したり、ディスカウントして販売したりしました。時代は移り変わるものだと、アルトゥーロ・アギーレ氏は当時を振り返って語ります。

パタゴニア区画                                   

他のエリアに比べ比較的新しい農地区画で、インヘルトで最も標高の高い1750-1900mに位置するエリアです。新植した当初から、実験的に様々な品種を生産しており、パカマラだけでなくブルボンやゲイシャなども育て、様々な品種の特性を検証し、可能性を模索してきました。

オークションでブレイクを果たし有名になったパカマラの区画と言えば、パンドラ区画が有名です。パンドラ区画は、パカマラを育てた元々のエリアで、西向きの斜面に面し、彼らにとっては代表的で理想的な日射条件と語っており、今なおインヘルトのパカマラを代表する区画でもあります。


 

Pacamara               

先ずはWorld Coffee Researchの品種カタログから見ていきましょう。

WCRの情報をそのまま抜粋してるんで、僕のコメントだけ気になる方は飛ばして下の方だけ参照してください。

 

初回生産年 : 3年目

 

栄養要件 : 中程度

 

果実の熟成 : 平均的

 

生豆と果実の体積比 : 平均的

 

植栽密度 : 5000-6000 plants/ha (単茎剪定使用)

 

農学的な追加情報:Pacamara is not homogeneous; plants are not stable from one generation to the next

 

パカマラは均質ではなく、植物は世代から世代へと安定していません。

 

つまりテロワール要素が強い品種

 

[ Background ]

遺伝的分類 : Bourbon-Typica group (Typica and Bourbon related)

 

血統 : パーカス×マラゴジッペ

 

ブリーダー : エルサルバドルコーヒー研究所(ISIC)

 

歴史 : パーカスとマラゴジッペの交配が発祥の品種。エルサルバドルコーヒー研究所(ISIC)が実施したランダムな血統選択によって誕生しています。主にエルサルバドルで栽培されており、カップの品質が高いため、カップオブエクセレンスコンペティションで頻繁に支配されています。同様の遺伝子群を持つマラカトゥーラ種は、ニカラグアのカトゥーラとマラゴジペの間の自然な交配に由来する可能性があると言われています。マラカトゥーラの最初の選考は1976年にニカラグア農業技術研究所(INTA)によって行われましたが、サンディニスタ革命後、完了することはありませんでした。さらに中央アメリカの民間生産者によって選択生産が行われましたが、品種は安定した農業実績を気づけていません。

 

引用元:World Coffee Research Variety Catalog [Pacamara]

 

https://varieties.worldcoffeeresearch.org/varieties/pacamara

 

【ロースターコメント】

ここ最近のCOE実績などによりパカマラは中南米の代表的なハイブランド品種となりつつあります。品種ベースの個性として代表される点は【ボディ】です。カップ全体に豊かな味の奥行きをもららすふくよかなボディ感を感じられる点がこの品種の先ず挙げるべき個性と言えます。

 

ただ個人的に僕が思っているここ10年ほどのCOEに代表される各種品評会などでパカマラが注目を浴びている点はパカマラがDNAの均一性に乏しく、土壌への適応性が高いことにあると思っています。

 

パナマゲイシャのような品種の均一性が高い品種は品種自体の価値が高まりますが、パカマラの様に土壌への適応性が高い品種は育てる風土によって味わいが変化します。

 

生産者としての質を競い合うカップエクセレンスでこのパカマラが好まれやすいのはレベルが毎年上がっていく各種品評会の時代を反映しているような気もします。

詳細を表示する

Contact form

  • 配送について

    注文後2~3日以内に配送。

    配送について詳しく知る 
  • コーヒー豆返品保証

    ※返金保証のご案内

    ・対象はコーヒー豆(挽き豆含む)のみとなります。

    ・商品出荷後2週間以内で返品を受け付けます。

    ・商品代金のみの返金となります。

    ・商品発送の送料はお客様負担となります。(着払いでお送り頂いた場合はお受けできません)

    ・コーヒー豆の品質、味等を確認する為未使用分を必ずご返品下さい。

    ・今後の商品向上の参考にさせていただきますので、感想や返品に至った理由をお聞かせください。

    返品方法を詳しく見る