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ASLAN COFFEE FACTORY

INDONESIA/イジェン・レスタリ カルティカ、コブラ、USDA/ファーメンティッド・ウォッシュ(深煎り)

INDONESIA/イジェン・レスタリ カルティカ、コブラ、USDA/ファーメンティッド・ウォッシュ(深煎り)

通常価格 ¥1,693 JPY
通常価格 セール価格 ¥1,693 JPY
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税込み。
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豆/粉

生産国:Inodonesia(インドネシア)

生産地:  Janpit Bondwoso East-Java(東ジャワ ボンドウォソ地区ジャンピット)

生産者: Ijen Lestari / Dandy Darmawan(イジェン・レスタリ/ダンディ・ダルマワンさん)

品種:Cartica,Cobra,USDA(̪カルティカ、コブラ、ユーエスディーエー)

標高:1,300 - 1,500 m

精製方法:Fermented Wash(ドライファーメンテーションウォッシュ)

ローストレベル:City  roast(シティロースト)

フレーバープロファイル:Stonefruits(ストーンフルーツ),Mango(マンゴー),Cacao(カカオ),Dark Chocolate 70%(70%ダークチョコレート),Herb (ハーブ),Yogurt(ヨーグルト)、Honey(蜂蜜)、Smooth Mouthfeel (滑らかな口当たり), Medium-Body(ミディアムボディ)

About JAVA

ジャワ島のコーヒーはコーヒーノキが世界的に広まっていくルーツの一つとされており、その歴史は深いです。始まりは17世紀。インドネシアがまだ植民地支配を受けている時代で、オランダ領東インド時代の17世紀末に、東インド会社がオランダからインド産のアラビカ種のコーヒー苗を持ち込んだことによって、ジャワコーヒーの歴史が始まります。

その後、インドネシアでの本格的な栽培は、1830年頃にジャワ島の大規模コーヒー農園で始まりました。

現在ではスマトラ島の方が認知度が高いですが、ジャワ島はインドネシアコーヒーの源流になります。

 

A new wind in Indonesia created by the COE    

2021年、インドシアで初めてのCOE(カップオブエクセレンス)が開催されました。

世界的な生産地であるインドネシアの初めての大規模国内品評会は世界的な注目を集めました。

「マンデリン」地域以外からのロットが数多く入賞し、COEの始まりによって、インドネシアという生産国はまだまだ知られていないポテンシャルを秘めていることが世界的に知られるようになりました。

今回扱うロットのイジェン・レスタリもインドネシアCOE2023年で優勝し、注目を集めている話題の農園の一つです。

「Ijen Lestari」とは現地語で「サスティナブルな生活」という意味で、その名の通り、生産コンセプトとして生産従事者の生活をよりサスティナブルな様式に作り替えることを掲げています。

 

まだまだインドネシアの生産従事者は貧しい人が多い為、イジェン・レスタリでは周辺農家、加工場のスタッフの生活向上をサポートするために、銀行口座を持てない人に取得のサポートを行ったり、ライフラインの構築活動に尽力しています。

Realistic and research-oriented producer

ダンディ・ダルマワンは2016年農業学部を卒業したのち、若くしてイジェン・レスタリ水洗工場を立ち上げました。

学生時代に出会ったボゴールにあるスペシャルティ品質のコーヒーを自分でも体現しようと品質向上に取り組んでいます。

2021年にはCOEで4位を獲得し、遂に去年2023年には見事一位を獲得しました。

名実ともにインドネシアNo1となったDandy Dharmawanですが、彼がインスタグラムで当時の胸中を語った投稿が彼の人柄を如実に表していて面白いなと思ったのでそのまま抜粋して紹介したいと思います。

 

”8年前のある日の朝、私は急いで完成した卒業文書をボゴールのアンディ・ハキム・ナスション・ビルに持参しました。

担当職員に卒業文書を提出し、職員が書類をチェックしてくれました。

チェックを終えると彼は「ファイルは無事完成したよ。 これでボゴール農業研究所とのすべてのプログラムが終了したことをここに宣言しよう。」と言いました。

この言葉は私の頭を一日中凍らせました。

なぜなら、ここ数年、私の主な焦点は大学卒業という目標に集中していたからです。

それが主な目標の一つです。

そして、その目標が達成された今、私は次の目標がないので混乱しています。

 

”または、さらなる目標を策定する時間が必要だ。”

 

Ijen LestariがCup of Excellence Indonesiaの第1位の優勝者を獲得した時にも同じ混乱が起こりました。

 私たちが2021年に4位を獲得した一方、1位を獲得するという夢はまだ非常にエキサイティングでモチベーションが高いので、私はこれまでの3年間その目標に向かって熱中することが出来ました。

しかし、とりあえずゴールは達成しており、次のゴールを策定するにはもっと時間が必要です。

現在、Ijen Lestariはいくつかの新しい目標を策定しました。 もしそれが達成されたら、インドネシアのコーヒー住民と世界に嬉しい驚きを与えることができそうです。”

 

原文元:@ijen Lestari URL:https://www.instagram.com/p/C8ow5BqpI6W/

 

若くして、インドネシアに新しい風を巻き起こす青年の胸中には、インドネシアの人々を想う熱い情熱が秘められています。

彼が思い描く未来がインドネシアコーヒーの産業に明るい希望を灯すのは間違いないでしょう。

ABOUT COFFEE BEYOND BORDERS

CoffeeBeyondBorders社は農家とロースターを結ぶコーヒー輸出業者としてインドネシアのスペシャルティコーヒーの発展と、透明性のある持続可能なコーヒー生豆の供給を目指し、2016年に設立されました。

2023年までインドネシア国内のロースターに向けての競技会レベルの高品質な生豆の紹介とロースティングやバリスタチャンピオンシップへの協力を続けてきましたが、アジア産コーヒーの輸入を得意とする貿易商社「海ノ向こうコーヒー」の協力のもと昨年日本で開催されたSCAJ2023にて、初めて日本市場へのアクセスに挑戦しました。

来日したJohan(ヨハン)はCoffee Beyond Bordersで品質管理、各産地の農家とのコミュニケーションを一挙に担う生産現場のキーパーソンですが、競技会レベルの高品質なインドネシア産コーヒーを広めるため、新たな市場の開拓にも余念がない若き情熱家です。

彼は自身の高い品質管理能力に加え、これまでの実績の中で築いた農家やサプライヤーとのネットワークを活かし、伝統的なインドネシアコーヒーとは世界線から違うような感覚すらも覚えてしまう独特かつ高品質なインドネシアコーヒーの供給を最も得意分野としています。

今回のイジェン・レスタリもインドネシアCOEで昨年は優勝、2022年は15位、2021年は4位と若くしてここ最近のインドシア農家で頭角を現している注目農園ですが、そうした農園とのネットワークを沢山持っているのも彼の特徴です

FINAL WORDS    

日本では1970年代の喫茶店ブームと共にインドネシア産コーヒーの名はほぼ「マンデリン」の名で広まりました。スマトラ島は湿気の多い特異な風土があり、そこから生まれる独特な発酵の香味が現在も親しまれています。

「マンデリン」はスマトラ島の一部地域で収穫されたコーヒーのことだけを指すだけにも関わらず、インドネシア産コーヒーの輸入内訳のうち実に70%を占めるのがマンデリンです。今でも日本のインドネシア産コーヒーの輸出はマンデリンに偏っており、私達はマンデリンをこよなく愛するコーヒー民族とも言えます。

ただ、ここ数年多くのバイヤーから「マンデリンではない高品質のインドネシア産スペシャリティコーヒーをどう日本市場にアクセスさせていくか」という相談を受けることが多くなりました。相談を受けるたび、マンデリンというブランドの強さを実感しますが、スペシャティコーヒー産業の発展と共に現在のインドネシアでは、今回のイジェン・レスタリのようなマンデリンコーヒーを支えてきた中西部以外の産地が大きく成長しています。

ひと昔前のジャワ島は90%以上がロブスターの生産に偏っており、低品質コーヒーの産地と思われていましたが、今回のイジェン・レスタリもジャワ島に位置します。

ジャワ島の生産者が国内最高級のコーヒーを生産しているという事実をひと昔前のインドネシアコーヒーの文脈テキストで誰が想像したでしょうか?

私達がコーヒーの歴史書で学んできた文脈テキストがここ数年で大きく変わってきている現実を実感せざるを得ない現象に感じますが、そういったイノベーティブを起こす生産者のバイタリティーは、”マンデリンに代わるブランドを自分たちの手で作り上げ、プライドを持って持続可能な生産様式を確立する”と言う思いから湧現しています。

時代の流れと共に私達の暮らしぶりは苦悩や希望が渦巻きながら変化していきます。それと同じようににコーヒー生産国の農家の人々も同じ刹那の瞬間を通しながら生活様式も生産スタイルも変化していきます。

そうした現在の潮流がインドネシアにおいては、”マンデリン”という伝統的なブランドを通して見えてくると僕は思っています。

「マンデリンにこだわる」のか、

「あえてイノベーティブに挑戦していく」のか。

農家やエクスポーター、インポーターからロースターまで全てのコーヒーサプライヤーがこうした論点を軸に今のインドネシアコーヒーの取り扱いを考えていると思っています。

 

そう、インドネシアコーヒーには今まさに新しい風が吹いています。

 

 【Cupnote(カップノート)】

 

【Acidity(酸味)】

ローストによるディベロップメントが進んでおり、アタック(第一印象)で感じる酸質は苦味への変化を強く感じる。

【Sweet(甘味)】

アタックで苦味を感じた直後に豊かな甘味が広がってくる。アタックとミドル(中間域)で感じる苦味と甘みのバランスはしっかりと糖分がキャラメリゼしたカカオニブスのような感覚。

【Body(ボディ≒コク)】

重たいボディ感があり、カップバランスに豊かな味の変化を感じられる程の味の奥行きがある。

アタックは丸めの柔らかいマウスフィール(口当たり)の中から強い苦味が広がってくる重たいビターテイスト。ミドル(中間域)では滑らかなテクスチャー(舌触り)にしっかりと乗って広がる粘性のある甘味。

【After&Clean(余韻とカップの透明感)】

アフターフィニッシュまでしっかりと奥行きがあるのでフィニッシュもロングアフターな余韻。

全体的にどっしりとした印象の余韻を受けるが、きれいな質感なので口に残るコーヒーの要素にくどさはなく、スモーキーな香りが鼻に抜けるハイビターなフィニッシュ。

【OverAll(総合評価)】

アタック(第一印象)の印象は苦味が強く複雑性というよりは味に淡白さを感じるが、温度変化によって徐々に豊かな風味が広がってくる。

温度が人肌ほどまで冷めるとミドル(中間域)で広がる甘さにはバターのような滑らかな質感がありマウスフィールが心地よい。アフターフィニッシュ(口の中でコーヒーの味が消える瞬間)ではカカオニブスのような触感のある甘さが香るダーティなアロマ。エレガントなカップクオリティを日常的に楽しみやすいバランス感覚に富んだカップクオリティ。

 

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