パナマ / ミル・クンブレス モカ・ナチュラル(浅煎り)
パナマ / ミル・クンブレス モカ・ナチュラル(浅煎り)
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生産国:PANAMA(パナマ)
生産地:Panama, Boquerón District Chirigui(パナマ チリキ州ボケロン地区)
生産者:MIL CUMBRESS ( Ratibor Heartman Jr. ) / ミルクンブレス(ラティボール・ハートマンジュニア)
品種:Mokka(モカ)
標高:1,600 - 2,000 M.A.S.L
精製方法:Natural / ナチュラル
ローストレベル:シナモンロースト(浅煎り)
CUPCOMMENT / カップコメント
【Aroma(アロマ)】Vanila(バニラ)Caramel(キャラメル),Cacaonibs(カカオニブ)
【Flavor(フレーバー)】Vanila(バニラ),Milk (ミルク)Blueberry(ブルーベリー),Honey(蜂蜜),
【Acidity(酸味)】Citrus(柑橘系)、Berry(ベリー系)、
【Sweet(甘味)】Brownsugar(黒糖)、Honey(蜂蜜)
【Body(ボディ≒コク)】Short-Mediumbody(ショートミディアムボディ)
【After Taste(アフターテイスト)】Dry Orange(ドライオレンジ),Roast Orange(焼きオレンジ),Coconuts(ココナッツ)
【Balance(バランス)】Sweet Cup(甘いカップ)Round(丸みを帯びた)
【 CUP KIDDING / カップ戯言 】
戸惑う若木よ
何処か迷えば
導きはバニラなり
甘美なる方へ進め
パナマについて
2020年のパナマ産コーヒーの生産量は6,900トン。全世界の生産量が10,688,153トンですので、世界シェアはわずか約0.064%しかありません。
画像元:CBC Guide: Panamanian Coffee
世界国別ランキングでは世界42位になります。
それでも、コーヒーマニアの中でパナマコーヒーの名前を知らない人はおそらくいないでしょう。
【Best Of Panama ( ベストオブパナマ )】を中心に今や世界中のコーヒーギークを虜にし、パナマコーヒーはその圧倒的な品質によってコーヒーマーケットの強力なプレイヤーとして君臨しています。
上述の通り、年間のコーヒー生産量自体はかなり小さい国ですが、kgあたりのコーヒー生豆最高取引価格は常に世界一位を誇り、他の生産国とは文脈の異なる異質なコーヒーサプライチェーンを構築しているのがパナマです。
( Boqute )について
ミルクンブレス( MILCumbres )について
オーナーはマリオ・フォンセカが務めていますが、生産管理を担当するのはハートマンファミリーのラティボール・ハートマンジュニアです。
ミルクンブレスはレナシミエントの古参ハートマンファミリーがチリキ県で始めた新たなコーヒーストーリーの生誕地とも言えるでしょう。
ジュニアの祖父にあたるラティボール・ハートマン・シニアは慈愛の人物です。
彼が最初に手掛けたハートマン農園で生産されるゲイシャには「Enders」と銘打ちされていますが、これは親交を深めたかつての友人「Enders(エンダース)」への敬愛が込められています。
彼が所有するすべての農園に流れる哲学にはこうした家族や隣人・生物に対する深い愛情に満ちています。
「コーヒー農園は森の様にすべき」
こうした彼の農業哲学と慈愛の中心に据えられるのは彼が最も愛した鳥です。
ハートマンファミリーが所有する農園には必ず「鳥」が象徴として描かれています。
彼らの農業哲学の根底には「鳥と生態系の保存」というシニアの思想が脈々と流れています。
「Mil cumbres」は千の丘を意味します。
かつての牧草地をスペシャティコーヒー生産用の農耕地へと改装して始まっています。
2019年度が生産初年度になるまだ新しい農園ですが、2023年にBOP Varietal部門にてシドラ種が6位に入賞しています。
ロゴにもハートマンファミリーを象徴する鳥が全く描かれてはいませんが、この農園の生産スタイルを見ればファミリーの情熱と哲学が粛々と流れていることが分かります。
農場でのコーヒー生産は生物学的手法にこだわります。
有機認証をとることはないですが、彼らの生産スタイルは既にオーガニック認証の基準をゆうに超えています。
化学物質の使用は必要な場合にのみ局所的に適用される一部の除草剤(「グリーンライン」)に制限されています。
また、熱帯雨林に囲まれ、海風と火山の空気の影響を受けたバル火山麓の神秘的な環境で栽培されたシドラのような素晴らしいコーヒーに、彼は自然のエネルギーに囲まれた中心に位置することから「ペンタゴン(Pentagon)」と名付けたりしています。
常に自然のエネルギーをコーヒーサイクルの中心に据えるジュニアの思想は祖父の影響でしょう。
モカ(Mokka)について
パナマにはゲイシャと並び、他国には存在しない純潔の古代品種が存在します。
それが今回の品種”モカ”です。
モキータ(Mokkita)とも呼ばれるこの品種がどうやって中米に渡ってきたかどうかは未だ謎に包まれたままですが、その異様に小さな見た目から外来種であることは誰でも容易に想像できるでしょう。
当初この品種はパナマ国内でもジャマイカにルーツを持つガリード家が所有する農園でしか栽培されていませんでした。
ガリード家に代々伝わる伝承では1900年初頭にこのパナマの地でコーヒー農園を始めたジャマイカ出身のミス・カナリナ・フィッシャーがジャマイカから持ち込んだとされています。
オーガニックにこだわるハートマンのモキータからは繊細なフローラルプロファイルが楽しめます。
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