パナマ/アブーコーヒー ゲイシャウォッシュド”GW-2660”(浅煎り)
パナマ/アブーコーヒー ゲイシャウォッシュド”GW-2660”(浅煎り)
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生産国:PANAMA(パナマ)
生産地:Panama Canas Verdes Boquete Chiriqui(パナマ チリキ州ボケテ地区カーニャ・ベルデス)
生産者: Abu Coffee ( Jose Luttrell ) / アブーコーヒー(ホセ・ラットレル)
品種:Geisha(ゲイシャ)
標高:1,550 M.A.S.L
精製方法:Washed / ウォッシュド
ローストレベル:シナモンロースト(浅煎り)
カップコメント / カップ評価
【Aroma(アロマ)】Jasmin(ジャスミン)、Lavendar(ラベンダー)
【Flavor(フレーバー)】Lemon tea(レモンティー)、Strawberry(ストロベリー)、White Peach(ホワイトピーチ)
【Acidity(酸味)】Lively(生き生きとした)、Fresh(瑞々しい)、Stone Fruits(核果系)、Citrus(柑橘系)
【Sweet(甘味)】Caster Sugar(上白糖)、Fruits(フルーツを連想する甘さ)
【Body(ボディ≒コク)】Medium-Shortbody(ミディアムショートボディ)、Milk(ミルク)、Velvet(ビロード)
【After Taste(アフターテイスト)】Lemongrass(レモングラス)、Bergamot
(ベルガモット),Milk Tea(ミルクティー)
【Balance(バランス)】Juicy(ジューシー)、Aromatic(アロマティック)
コメント:明るい酸味がカップに快活で生き生きとした爽やかな印象を与え、ほどけるような優しい甘味は口当たりに”穏やかさ”や”ラウンド感”を与えている。
果汁があふれてくるようなイメージのジューシーなバランス。
ショートボディに香りが詰まったタイトで抜け感のあるティーライクなバランス。かと思えば、ウォームからコールドにつれて途端にボディに深さがでる滑らかで個性的な質感。
液体から鼻孔へと広がってくる香りはフローラル。ジャスミンやユリの花など薫り高い野草のイメージ。
飲み込んで口内から広がる香りはハーバル。レモングラスやベルベットのような柑橘系・スパイシーな色を伴ったボタニカル系。
ホットからウォームで、アロマティックカップからスムースカップに表情が激変する
油断してると毒される一番危ない系
ABOUT
シュルレアリスム
超現実っていうやつ
カオスでもないが、オーセンティックが笑いになるようなシュール系
意外と全然ぶっとび系。
ニコニコしてるけどなんか抑圧されてる闇を感じるサイコパス系
良さを伝えづらい系とも言うが、一番中毒性が高い系
アブーらしいウォッシュド
きっとそれが一番しっくりくる
そんなウォッシュド
アブーコーヒー( Abu Coffee )について
ABU COFFEE (アブーコーヒー)
この名は先代から家業を引き継いだ4代目ホセ・ラットレルによって2013年に設立された新しい農園です。
その名には父である3 代目農園主ホセ・ギレルモ・ラットレル・テッドマンへの追悼の意味とコーヒーへの情熱が込められています。
ホセ・ギレルモ・テッドマンは家族を大切にする男でもあり、孫からいつも「アブエロ(スペイン語で”祖父”の意味」と呼ばれる父をホセは敬愛していました。
そんなホセの父である3代目にはコーヒーへの気高き情熱と夢がありました。
「いつか自分の農園でゲイシャを最高の品質基準に引き上げ、最高のバランスのゲイシャコーヒーを実現する」という夢です。
しかし、ホセ・ギレルモ・テッドマンは道半ばで天国へと旅立ってしまいます。
三代目亡き後、その後を引き継いだ現農園主である4代目ホセは 愛する父への追悼の意と彼の悲願だった”最高のゲイシャコーヒー”をいつかラットレル家の手で生み出すことを誓います。
「祖父のコーヒー」
直訳するとそんなところでしょうか。
「アブエロ」の遺志が脈々と続き、その遺志がラットレル家の未来を明るく灯してくれることを信じて・・・
彼は農園名を「ABU”アブー”」へと改名しました。
実績( Track record )について
ホセが運営するABU Coffee の農場は偉大な巨人たちの足元にあります。
歴史も古くBOPで数回の優勝経験を持つ農園”ラマストゥス・ファミリー・エステーツ”
世界中でゲイシャが認知されるきっかけを作った農園”ハシエンダ・ラ・エスメラルダ”
パナマゲイシャブランドを築き上げたこの伝説的な巨人たちの足元にホセの農場は誕生しました。
なのでホセは自分たちのコーヒー農園を「プチコーヒー農園」と呼んでいます。
しかし、ここ最近のベストオブパナマの軌跡を辿る中でこの「プチコーヒー農園」の名前はしきりと話題にのぼります。
数年の内に連続したBOP賞を勝ち取ることは実力のある農園なら珍しくないですが、数々の受賞歴のある生産者の誰よりもはるかに若いこのABU Coffeeの連続受賞はパナマ国内のみならず世界中で注目を浴びています。
きっかけは2017年
ベスト・オブ・パナマ・コンペティション 初参加の彼らがゲイシャ・ウォッシュド部門で6位に入賞したことで注目を浴びます。
それ以来、彼らは毎年さまざまなカテゴリーで入賞しており、”高品質なコーヒーを生み出す生産の再現性”が高く評価されています。
「私たちは常にトップに立とうとしていますが、トップに立つのはとても難しい。なので...最高の運で選ばれることを祈るばかりです」
そう語るホセの眼差しには静かなる熱情が粛々と宿っています。
やはり目指す頂きはトップ
彼の情熱がアブエロの魂を灯すまで、挑戦の旅路は続いていくのでしょう
ベスト・オブ・パナマ(BoP)(Best of Panama)受賞歴
- 2017年ゲイシャ・ウォッシュド部門( Geisha Washed )6位入賞
- 2018年ゲイシャ・ナチュラル部門( Geisha Natural )12位入賞
- 2018年ゲイシャ・ウォッシュド部門( Geisha Washed )15位入賞
- 2019年ゲイシャ・ウォッシュド部門( Geisha Washed )8位入賞
- 2019年ゲイシャ・ナチュラル部門( Geisha Natural )12位入賞
- 2020年ゲイシャ・ナチュラル部門( Geisha Natural )11位入賞
- 2021年バラエタル・ナチュラル部門( Varietal Natural ) でCatuai、5位入賞
- 2021年バラエタル・ウォッシュド部門( Varietal Washed )でCatuai、位入賞
- 2021年ゲイシャ・ウォッシュド部門(Geisha Washed)14位入賞
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