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ASLAN COFFEE FACTORY

グアテマラ / オーロラ農園 マラゴジッペ・ウォッシュド(中浅煎り)

グアテマラ / オーロラ農園 マラゴジッペ・ウォッシュド(中浅煎り)

通常価格 ¥1,745 JPY
通常価格 セール価格 ¥1,745 JPY
セール 売り切れ
税込み。
グラム数
豆 or 粉

生産国:Guatemala / グアテマラ

生産地:Santa Cruz Verapaz , Coban / コバン サンタクルス・べラパス 

生産者: Micro lot by farmers in the Coban region / コバン地域の農家さん達 によるマイクロロット

品種: Maragogipe / マラゴジッペ

標高:1,650m

精製方法:Washed (ウォッシュド)

【ローストレベル:Medium roast(中浅煎り)】

 

【FLAVOR COMMENT(フレーバーコメント)】

Flavor(フレーバー):Green Apple(グリーンアップル)、Hazelnuts(ヘーゼルナッツ)、Honey(蜂蜜)、Apple Peel(アップルピール)

Aroma(アロマ):Brown Spice⇒Clove(ブラウンスパイス⇒クローブ)、Cereal⇒Grain(シリアル系⇒穀物の香り)

Acidity(酸味):Other Fruits⇒Apple(アップル)Fresh(爽やかな)

Sweetness(甘味):Brownsugar⇒Caramelized(ブラウンシュガー⇒キャラメリゼ)、Candy(キャンディ),

Mouthfeel(マウスフィール):ShortBody(ショートボディ),Round(丸みのある)

After Taste(アフターテイスト):AppelPeel(アップルピール)、Honey(蜂蜜)

 

Guatemala

グアテマラのコーヒーは世界的にも有名な産地の一つですが、とりわけ日本ではカルト的人気を誇る産地だと思います。

世界的な認知度で言うと、グアテマラよりもホンジュラスやメキシコの方が生産量が多いので認知度は高いですが、日本での認知度はスターバックス コーヒー・ジャパンの影響力もあってグアテマラの方が広く浸透しています。(スタバは凄い)

グアテマラは国内に多くの火山を有しており、これがコーヒーの名産地と呼ばれる理由になっています。

昔からよくコーヒーの銘柄に「マウンテン」がつくイメージがありますが、それも火山とコーヒーの成育が深くかかわっているからだと思います。

火山周辺の土壌は火山灰土壌またはアンディソルとも呼ばれ、一般的な土壌とは違うユニークな特徴を持ち、それは全て火山活動に由来します。

コーヒーの成長のための火山性土壌の主な利点の1つは、その優れた栄養素を豊富に利用できる点です。

火山灰や溶岩の堆積物には、コーヒーの木の健全な発育に欠かせないカリウム、リン、カルシウムなど、さまざまなミネラルが含まれています。

これらのミネラルは徐々に分解され、貴重な栄養素を土壌に放出し、コーヒーの木の成長サイクル全体を通じて安定した栄養を供給します。

尚且つ、火山灰土壌は水はけも良いので常に土壌に新鮮な酸素が送り込まれ、循環の良い栄養サイクルが生み出されます。

その結果として得られるコーヒー豆の高品質と風味プロファイルが優れていることは昔から知られているので、火山周辺にコーヒーの名産地が多いわけですね。

 

Coban

オーロラ農園があるコバンは首都グアテマラシティから150㎞ほど北に離れた場所に位置しています。

山々に囲まれた盆地で、そこにカリブ海からの温暖で湿った空気が流れ込むため、年中霧が多い町として知られています。

そのため、コバンには雄大な熱帯雨林がいまだ手つかずの状態で広がっており、そこでは固有種を含め約179種類の鳥が生息していると言われています。

そんなコバンの地域住民に大切に保護されているのが「クビワキヌバネドリ」

赤い色をしたお腹に、白と黒のボーダーラインのシッポがとても綺麗で色鮮やかな鳥です。現地の人々は親しみを込めて「オーロラ」と呼んでおり、オーロラ農園の名前もここに由来しています。

Aurora Estate

もともとはドイツ系の移民によって1887年に造られた農園でしたが、月日を経て2014年に現在の農園主のアルドさんへと引き継がれたそうです。

農園主のアルドさんが目指しているのは、地域の小さな零細農家たちが自立したコーヒー農園の経営ができるようになることです。

グアテマラでは地域間や民族間での所得格差が広がっているといわれていて、栄養不良や就学率の低さ・識字率の低さが主な原因で、特に先住民の多い地方で起こっています。

地方都市のコバンもその一つです。

アルドさんは「グアテマラ人は働き者だけど、活躍の機会が限られている。だからこそ、コーヒーの生産者さんへの公正な売買取引によって、地域社会に貢献していこう、農家さんがより良い生活をできるようにしていこう」と考え、始めたのが「オーロラ・スタジオ」というプロジェクトです。

コバンの土地から貧困をなくしていくため、売り上げの一部をコーヒーの生産に必要な水のフィルターやソーラーパネル、ストーブなどの設置に充て、農家さんへの公平な還元を行っています。

 

こうした取り組みの輪を広げ、今までに関わった農家さんは50世帯を超えました。 

 

「グァテマラを愛するということ。人を助けるということ。」

 

アルドさんと奥さんのルシアさんが3人の子どもたちに教えていきたいことだそうです。日々、農家さんのもとへ足を運び、自ら手を動かすアルドさん。

 

マラゴジッペという生産量も少ない上に、土壌の良し悪しまでダイレクトに風味個性へと影響する難しい品種をコバン地域の人々と協力して作り上げる今回のクロップは

 

まさにアルドさんがイメージする大切なことを語っているように思います。

 

 

Maragogipe

文献および写真引用元:WCR「Maragogipe」World Coffee Research | maragogipe

遺伝子的記述 : ブルボン・ティピカグループ(ティピカ関連)

血統 : Typicaの自然突然変異

ブリーダー : 文献なし

歴史 : 1870年にブラジルのマラゴジペ市の近くで発見されたティピカが自然に突然変異した品種。この突然変異により、豆、節間の間隔、葉が特に大きくなりました。

これは単一の優性遺伝子によるものです。マラゴジッペは、パカマラという品種と、マラカトゥーラと呼ばれる関連品種の親の1つです。

コメント:

主に南米や中南米で普及しています。

馴染みある産地だとブラジルですかね。

アラビカ種の中では最も背が高く、節間や葉、そしてチェリーがとても大きいことが特徴で、その大きさからエレファントビーンとも呼ばれています。

味わいとして面白いのは産地の土地の影響を受けやすいという点です。

テロワールを楽しめる品種と言えますし、大量生産向きというより高品質マイクロロット生産向きとも言えます。豊かな土壌かつ高地で栽培すれば非常に良い風味になると言われていますが、逆に言えばネガティブな生産もそのまま風味にダイレクトに影響してくる品種です。

加えて、生産収量が極端に少ない上にさび病などの病害虫の被害を受けやすいため、多くの産地では人工交配によって改良されたパカマラ種へと切り替わっています。

そのため高品質なマラゴジッペは現在、流通量が少なく希少性が高いです。

オーロラ農園のあるコバンエリアでは栽培が続けられ、数が少ない高品質なマラゴジッペが採れる産地として知られています。

 

農園ではマラゴジッペの栽培区画を整備し、栽培から収穫、精製と丁寧に手が加えられ、農園のフラグシップ品種として機能しています。

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