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ASLAN COFFEE FACTORY

【定期便・芒種】パナマ / ロス・セニゾス ゲイシャ・ハニー(浅煎り)

【定期便・芒種】パナマ / ロス・セニゾス ゲイシャ・ハニー(浅煎り)

通常価格 ¥2,473 JPY
通常価格 セール価格 ¥2,473 JPY
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税込み。
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生産国:PANAMA(パナマ)

生産地:Panama, Cerro Punta,Tierras Altas District,Chiriquiパナマ チリキ県ティエラ・アルタス地区セロ・プンタ

生産者:Los Cenizos( Estela Pittí )  /  ロス・セニゾス( エステラ・プティ )

品種:Geisha(ゲイシャ)

標高:1,700 - 1,900 M.A.S.L

精製方法:Washed / ウォッシュド

ローストレベル:シナモンロースト⁺3sec(浅煎り)

【焙煎あーだこーだ】

 

ロスセニゾス第二弾

ASLANでは久しぶりのハニークロップ。

 

ロスセニゾスのティピカルレーベルとも言うべき、ジャストハニー。

 

軽やかなアロマもほんのりと楽しめつつ

 

液体には適度にウェイトを感じる質感があるので、伸びやかな奥行きもほんのりと楽しめる贅沢なカップバランス。

 

シロッピーな液体にくちどけの良い甘味はまるで上白糖

 

その分、酸味を優しく感じるので個性的というよりエレガントや上品という言葉がぴったりな穏やかなバランス。

 

奥行きでふわっとアフターアロマにジャスミンが香るのがまたおしゃれ。

 

やはり、ウォッシュドと同様、意識するのはスウィートスポットでしょう。

ロスセニゾスのコーヒーを一言で表現するなら”ベストバランス”

ロスセニゾスはバランスに優れていて、アフターアロマにほんのりと複雑性を感じます。

なので、奥行きが出るような深みを意識して少しだけ長めに焙煎時間を取るようにしています。



かといって

 

ベイクド(中焦げ)から来る重たい甘味ではなく、

スコーチ(外焦げ)から来るメイラードの甘い香りやチョコレートのような甘味でもなく

 

あくまで詰まることもなくどこまで続く蜂蜜のような自然な甘さ

 

表現したいのはロスセニゾスに溢れているであろう生命の喜び

 

あーだこうだ言うとりますけども、要は

 

めちゃ美味いお豆さんです

 

CUPCOMMENT / カップコメント                     

【Aroma(アロマ)】Lychee(ライチ)、Jasmin(ジャスミン),Floral(フローラル)

【Flavor(フレーバー)White Peach(白桃),Lychee(ライチ),loquat(びわ)

【Acidity(酸味)】Citrus(柑橘系)、Stonefruits(核果系果物)、

【Sweet(甘味)】Grainy Candy(グレイニーキャンディ)、granulated sugar(上白糖)、Hard Candy(べっこう飴)

【Body(ボディ≒コク)】Mediumbody(ミディアムボディ)、Honey(蜂蜜)

【After Taste(アフターテイスト)】Acerola(アセロラ),Jasmin(ジャスミン),LemonTea(レモンティー)

【Balance(バランス)】Floral(フローラル),Bright(明るい)

 

パナマについて                        

2020年のパナマ産コーヒーの生産量は6,900トン。全世界の生産量が10,688,153トンですので、世界シェアはわずか約0.064%しかありません。

画像元:CBC Guide: Panamanian Coffee

 

世界国別ランキングでは世界42位になります。

それでも、コーヒーマニアの中でパナマコーヒーの名前を知らない人はおそらくいないでしょう。

【Best Of Panama ( ベストオブパナマ )】を中心に今や世界中のコーヒーギークを虜にし、パナマコーヒーはその圧倒的な品質によってコーヒーマーケットの強力なプレイヤーとして君臨しています。

上述の通り、年間のコーヒー生産量自体はかなり小さい国ですが、kgあたりのコーヒー生豆最高取引価格は常に世界一位を誇り、他の生産国とは文脈の異なる異質なコーヒーサプライチェーンを構築しているのがパナマです。

 

 

チリキ県( Chiriqui )について          

パナマは北米大陸と南米大陸を繋ぐように広がっており、国土が細長く横に広がっています。そのため、カリブ海と太平洋の両方の気候的影響を受けるのでパナマならではの独特な気候が生まれます。

パナマ西部のチリキ県(Chiriquí Province)はパナマコーヒーの中でも特に優れた品質を生み出す農家が集まっていますが、その理由はこの地域に存在する”バル火山”にあります。

バル火山が最後に噴火したのは16世紀

噴火によって周辺の土壌にテフラが散らばったことにより、火山周辺は栄養分が豊富な肥沃な土壌で、コーヒー栽培に理想的な環境となっています。

パナマの高品質なアラビカ種は主にこのバル火山周辺で生産されています。

ボケテ地区(Boquete District)

ティエラ・アルタス地区(Tierras Altas District)

レナシミエント地区(Renacimiento District)

火山を囲むように広がるこれらの地域にコーヒーマニアを魅了する世界的に有名な農家が集まっています。

 

ロス・セニゾス( Los Cenizos )について                           

Finca los Cenizosは、チリキ県ティエラ・アルタス地区(Tierras Altas District)のセロプンタにある家族経営のコーヒー農園です。

 

ロスセニゾスはプロフェッショナルな取り扱いと、ゲイシャを育てる特別なプロポーションを誇る独占的なロケーションを組み合わせることで、わずか10余年の生産蓄積ですでにBOPで輝かしいタイトルレコードを記録しました。

2021年ゲイシャナチュラル部門8位

2021年ゲイシャウォッシュト部門7位

2021年ゲイシャナチュラル部門2位

2023年ゲイシャナチュラル部門6位

2023年ゲイシャウォッシュト部門16位

2023年バラエタル部門8位

2024年ゲイシャナチュラル部門12位

特にここ4年で全ての部門で入賞を果たしている彼らの輝かしい軌跡は世界にセンセーショナルなインパクトを与えています。

 

彼女たちのコーヒー農園は非常に恵まれた自然環境の中で営まれています。

 

地下水から湧き出てくる純度の高いミネラルウォーターが彼らの農園を囲む土壌全体に広がっており、そこから織りなされる生態系は多様性に富んでいます。

 

火山性の土壌の峡谷の中で深い霧の中で鬱蒼と生命を茂らせるエキゾチックな動植物たち。

ほとんどのコーヒーチェリーはこうした100年以上前にまでさかのぼることが出来る大樹の影に覆われています。

 

さらに海抜1800メートル以上にあるコーヒーチェリーは、成長スピードが遅くなる為、糖度をしっかりと蓄え、より濃いゲイシャプロファイルの風味を実現しています。

ロス・セニゾスの生産チームを担うのはここセロプンタで何世代にもわたってコーヒー農園を営んできたNgabe Bugle族の人々です。

そこに新しくやってきたエステラさん達は2008年に農業事業を開始して以来、イノベーションを常にロス・セニゾスの優先事項として掲げていました。

 

伝統とイノベーション

 

これがエステラさん達がこの地にもたらした新しいコーヒーの形です。

 

ブグレ族の伝統的な農業慣行を尊重しつつ、チェリーの熟度が最も高まる時期を科学的に解明しその時間に収穫を行うなど、エステラさん達がもたらすイノベーションによって彼らはスペシャティコーヒーを扱うスペシャリストとしてロスセニゾスのコーヒーの一挙を担います。


Finca Los Cenizosでは、こうした優れた農業慣行を実践し、農業活動が行われる地域社会を支援しながら、ユニークな一杯のコーヒーを提供することに取り組んでいます。

 

ロスセニゾスのフラグシップと言えば、ナチュラルなんでしょうが、今回のロットはそんなロスセニゾスの中でもティピカルレーベルと言っていいハニープロセス。

 

これが基準値かー

 

と思わずうっとりしてナチュラルも早く飲んで見たくなるそんな逸品


 

ゲイシャ(Geisha)について              

 

【コメント】

ゲイシャ・・・それは現在世界中のコーヒーラバーを魅了する品種の王様。

「ゲイシャらしさ」「ゲイシャっぽい」という言葉すら普通に使われるようになりましたが、実はその「ゲイシャのイメージ」って危なかったりします。

ゲイシャ種についての紹介はそんな怖い話をしていきましょう(笑)

この品種はもともと 1930 年代にエチオピアの森で発見されました。

そこからタンザニアLyamungu研究ステーションに送られ、1953 年に中央アメリカの Centro Agronómico Tropical de Investigación y Enseñanza (CATIE) に持ち込まれ、そこで登録番号 T2722 として記録されています。1960 年代に CATIE を通じてパナマ全土に配布されましたが、ゲイシャの枝はもろく、農家に好まれなかったため、広く普及することはありませんでした。

このコーヒーが注目されるようになったのは、2000年に入ってからで、2005 年にパナマのピーターソン家が「ベスト・オブ・パナマ(BOP)」コンテストに出品したときです。

ピーターソン一家が出品したこのゲイシャは異例の高い評価を受け、歴代コーヒーオークション最高落札額記録を破り、当時では破格の1ポンドあたり20ドル以上で落札されました。栽培の難しさと他の品種にない独特な風味もあり、そこから現在に至るまでこの”ゲイシャ”という品種はハイブランドコーヒープロダクションとしての確固たる地位を築いています。

しかし、ここ20余年の遺伝子分析の蓄積によって、現在世界中に存在するゲイシャの起源と品種認定について混乱が生じています。

というのも、世界各国で確認されているゲイシャを分析していくと遺伝的に異なるゲイシャの種類が複数あることが判明しています。しかも厄介なことにその多くがエチオピアの同じ地理的起源を共有しています。

つまり、私達がゲイシャと思っているゲイシャの中にはゲイシャじゃないものもあるということです。

ただ唯一確証して言えるのは、パナマ産のゲイシャだけは確実にどこのゲイシャでも遺伝的均一性が認められています。(さすがのパナマ・・・!)

ワールドコーヒーリサーチが実施した最近の遺伝的多様性分析で、T2722から派生したパナマのゲイシャだけは独自性があり、なおかつ国内においてゲイシャ種として遺伝子的均一性が確認されています。

 

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